子供たちの、思いもよらない「ひらめき」や「発想」の天才ぶりには、いつもビックリさせられます。(大人になるほど先入観や型にはまった考え方に陥りがちです。)子供たちのいろいろな発想や興味を「算数」という教科を通して最大限に引き出し、活かしながら、いっしょに新しい発見をしていく。そこには「楽しい!」「おもしろい!」という思いがあります。そして「感動」があります。
レベルの高い入試問題になってもその思いを大切にしながら、思考力や応用力を鍛えていく指導をしてまいります。そして、翔学館で得たものがその後の成長の確かな土台になるような塾創りを実践しています。
低学年では、たしざん・ひきざん・九九が中心の計算が多く、練習と暗記でほとんどの問題ができます。ところが、中・高学年になってくるにつれて、計算中心の算数から、思考中心の算数へと移行します。論理を組み立てるということに慣れていない子は、やり方や公式にたよろうとします。問題がどんどん複雑になり、思考力・応用力を鍛えていないと解けなくなるのです。これは、勉強不足というよりは、「筋道を立てた考え」を意識しなかった(指導者にも責任)ために出てきた結果なのです。
そこで、私はしっかり先を見通した専門の教師がその教科の体系をふまえ、正しい指導(考える)を実践する塾を目指して、翔学館を創設しました。